2015年9月18日金曜日

モノの位置を検出するNearables

株式会社Pro-SPIRE SS第1BU荘司です。

本日は、ポーランドのEstimote社が開発したステッカー型BeaconNearables」についてご紹介します。

Estimote Indoor Location and Nearables
https://www.youtube.com/watch?v=9cH44pE1Fks
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BeaconとはBluetoothLowEnergyを用いた位置情報検出システムです。スマートフォン等の発信機からの電波を受信することで、距離や位置を測定することができます。
位置情報の検出が可能なGPSは、衛星を利用し広範囲の位置情報を取得するため、限られたスペース内での正確な位置情報は把握できません。

これに対し、Beaconは室内での細かい行動分析ができるため、半径70m以内にいるユーザーに対し自動的に信号を送受信することを可能にします。

このBeacon技術を活用したNearableを装着し、専用のアプリを連携させると、人やモノの行動をトラッキングすることができます。
専用のアプリを起動しユーザーがトラックの承認を与えるとユーザー自身の地図上の位置、友人や同僚が屋内のどこにいるのか現在位置、建物内にあるモノの位置が検出されます。

estimote stickers(公式サイトより引用)

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これまでEstimote社の屋内測位技術は「人」に限定されていましたが、今回のNearableは、モノの位置情報も測定することができます。またモノの屋内移動ルートをクラウドに保存できるので、モノを扱う業界のマーケティング戦略への活用が期待されるのではないでしょうか。

例えば、スーパーにて食品や衣料品などの各商品に「Nearable」を貼り付けておけば消費者が「どのコーナーで長く滞在しているか」だけでなく、「どの商品をどのくらいの時間を手にとっているのか」や「その商品を迷わず購入しているのか」などのデータの取得が可能になります。

その他、多くの商品を管理する工場や倉庫でNearableを使用した場合、
WMSWarehouse Management System)の一環として活用することも可能になるのではないかと考えます。

また、家の中で大事なモノにNearableを貼り付けて失くしものを探す手間を省いたり、自分のペットの首輪に貼り付けて留守中のペットの動向を分析したり、身近な生活の中でも活用できる場があると思います。

このように今後のBeacon技術の普及を通じて、多くの情報をもとにした新たな「生活提案」が生まれるかもしれません。



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