2014年10月27日月曜日

MasterCardに指紋認証センサー搭載

株式会社Pro-SPIRE エンジニアリングサービス事業部の相川です。

本日は、MasterCardとノルウェーの企業、Zwipeによる指紋認証センサーを搭載した決済カードについてご紹介します。

MasterCardとノルウェー企業Zwipe、指紋認証センサ搭載決済カードを発表
http://japan.cnet.com/news/service/35055386/
※上記のリンクは外部サイトが別ウィンドウで開きます。



Zwipeは、2009年に設立されたノルウェーの企業です。
これまで、クレジットカードやデビットカードの暗証番号(PIN)と署名を指紋に置き換える取り組みを行ってきました
今回、MasterCardとの協力により指紋認証搭載カードの実現が可能となりました。
現在、ノルウェー国内ではSparebanken DIN銀行によってすでに試験運用が開始されています。
国外については、2015年導入のようです。

指紋認証搭載カードには、ユーザーの生体認証データが記録されています。
ユーザーは、センサ部分に指を乗せた状態でカードをリーダーにかざした時だけ決済を行うことができます。
そのため、暗証番号の入力や、サインする手間を省くことが可能になります。
ユーザーのデータはカード自体に保存されるため、セキュリティ面の安全も保たれています。

また、カードには、EMV認定のセキュアエレメントとMasterCardの非接触型アプリケーションが搭載されています。
EMVとは、ICカード取引についての国際的なデファクト標準です。
EuroPay、MasterCard International、Visa Internationalの三社の頭文字をとって名づけられました。
セキュアエレメントとは、外部からの解析攻撃に耐えるセキュリティ能力を持った半導体製品です。
外部からの攻撃とは、物理的攻撃と内部攻撃の両方が含まれます。
つまり、「EMV認定のセキュアエレメント」とは、ICカード取引業界のデファクト要件を満たしたIC(集積回路)ということです。
高いセキュリティが備わっていることの証明になります。

EMV仕様
http://www.ifinance.ne.jp/glossary/creditcard/cre132.html
※上記のリンクは外部サイトが別ウィンドウで開きます。

電力の供給は、非接触型の決済端末によっておこなわれます。
よってバッテリを搭載する必要がなく、従来のカードと重量が変わることはありません。

カードの利用については、どの非接触型端末でも使えるように設計されているとのことです。
導入すればすぐに使えるようになるのは便利ですね。

今回の発表では、インターネットでの決済については触れられていませんでした。
今後、どのように対応されるのかが明らかになるかと思います。

暗証番号に比べて悪用されるリスクを減らすことが期待できるので、指紋認証付きクレジットカードはとても便利ですね。
クレジットカードのセキュリティは、第一に重要視する部分でしょう。
今回の発表で、指紋認証をはじめとする生体認証技術が向上してきている実感がしてきました。
日本でも早く導入されることを強く望んでいます。

以上、本日のショートトークでした。

0 件のコメント:

コメントを投稿