本日は、水を入れるだけで電力を供給できるマグネシウム空気電池「マグボックス」を紹介します。
FB古河電池株式会社 - 公式
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ニュースリリース - 世界初、紙製容器で出来た非常用マグネシウム空気電池を開発
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マグボックスは、古河電池株式会社と凸版印刷より共同開発された世界初の紙製容器のマグネシウム空気電池です。
ちなみに、マグネシウムによる発電は、太陽光発電・風力発電に代わる次世代クリーン発電として注目を浴びています。
S&S Holdings - マグネシウム発電とは?
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マグボックスの発電方法は、水や海水を投入するだけです。
大容量かつ長期間保存可能です。
使い捨て電池として廃棄処理しやすいように、紙製容器を使用した配慮がなされてます。
商品名は、非常用Mg空気電池「マグボックス」です。
非常用Mg空気電池「マグボックス」の主な特徴としては次の通りです。
・スマートフォンなどUSB機器の充電に最適
・スマートフォンを最大30回充電
・USBタイプの出力端子を2個装備
・騒音を発生せず、発電時に二酸化炭素を発生しないエコな電池
・リセットスイッチ機能、確実なオンオフ動作が可能
非常に大容量の電気を蓄えることが可能です。
その最大電気量は300Whです。
しかしその分、発電時間に最大5日間を必要とします。
重さは注水前が約1.6kgです。
注水後となると、重さは約3.6kgになります。
2014年12月中旬に古河電池株式会社より発売開始予定となってます。
地震などの災害が訪れたとき、非常に重宝する一品かと思われます。
こうしたクリーンエネルギーを活用した技術が、さらに進歩していくことを強く望みます。
以上、本日の小話でした。
もと環境系の研究をしてた身としては、非常に興味深い話です。
返信削除ちょっと詳しく追ってみようと思います。
きっかけとなる記事の投稿ありがとうございます!