株式会社Pro-SPIREソリューション事業部の藤野です。
サッカーワールドカップが盛り上がっていますね。
日本代表の決勝トーナメント進出はならず残念ですが、まだまだ熾烈な戦いが繰り広げられています。
そんなワールドカップを支えているIT技術があります。ゴール判定テクノロジーです。
ボールがゴールラインを完全に割るとゴールとみなされるのですが、
審判がいる位置によっては、その判定をするのが非常に難しく、
誤審が起きてしまうことも少なくありませんでした。
そこでIT技術を用いてゴール判定を行うようになり、
今回のワールドカップでもドイツのGoalControl社が開発した「GoalControl-4D」が導入されています。
ワールドカップで導入「ゴールラインテクノロジー」の仕組み
http://www.huffingtonpost.jp/2014/06/17/goalline-technology_n_5501791.html
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GoalControl - Advanced Goal Line Technology
http://goalcontrol.de/
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ゴール1箇所につき7台のカメラが設置されており、様々なアングルからゴールを判断します。
ゴールと判定されると1秒以内に審判の時計が振動し、画面に「GOAL」と表示されます。
そのほかのゴール判定テクノロジーにはイギリス製の「Hawk-Eye」やデンマーク製の「GoalRef」があります。
Hawk-Eyeはゴール付近設置した複数のハイスピードカメラでゴールを判定します。
また、GoalRefはボールにマイクロチップを埋め込み、磁場の変化からゴールを判定します。
Hawk-Eye: Home
http://www.hawkeyeinnovations.co.uk/
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GoalRef™ - Fraunhofer IIS
http://www.iis.fraunhofer.de/en/bf/ln/referenzprojekte/goalref.html
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今回のワールドカップではHawk-EyeやGoalRefよりも、より低コストであり、
プレーに影響を与えないといった理由からGoalControl-4Dが採用されたようです。
誰もが納得して試合を楽しめるよう、このようなテクノロジーが発展していくといいですね。
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