本日は、紫外線ライトを使って空中に絵を描ける3Dペンについてご紹介します。
3Dペンは空中に立体を描くことができるペン型3Dプリンターです。
いくつかの3Dペンが市場にありますが、そのうちのひとつに「3Doodler」があります。
いくつかの3Dペンが市場にありますが、そのうちのひとつに「3Doodler」があります。
3Doodler
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専用のプラスチックフィラメントという樹脂の芯をペンにセットします。
ペンのボタンを押すと、ペン先から熱くなったプラスチックが押し出され、立体的な絵を空中に描くことができます。
3Dペン 樹脂で立体が描ける3Doodler
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熱されたプラスチックが固まるまで待つのはコツがいるようです。
このタイプの3Dペンは、熱で溶かされたプラスチックが、空気に触れ温度が下がることで凝固する仕組みです。
このタイプの3Dペンは、熱で溶かされたプラスチックが、空気に触れ温度が下がることで凝固する仕組みです。
この方法には、いくつか問題点があります。
火傷するリスク、固まるまで待つ忍耐力、技術力、練習量などです。
思っていたより簡単にはお絵かきできないようです。
火傷するリスク、固まるまで待つ忍耐力、技術力、練習量などです。
思っていたより簡単にはお絵かきできないようです。
これに対して、別のタイプの3Dペンもあります。
「CreoPop」と呼ばれる3Dペンは、熱の代わりに紫外線ライトを利用します。
また、溶かしたプラスチックではなく、光に反応して瞬時に固まる特殊な樹脂を使います。
「CreoPop」と呼ばれる3Dペンは、熱の代わりに紫外線ライトを利用します。
また、溶かしたプラスチックではなく、光に反応して瞬時に固まる特殊な樹脂を使います。
これにより、一番の問題である火傷のリスクが軽減し、操作性も向上されます。
しかし、ここでまた1つ問題が浮上します。
3Dプリンタが一般家庭向けにも普及が始まったことなどから、出力に必要な樹脂材料には安く手に入れやすいものが出てきました。
一方、「CreoPop」で使用する専用の特殊樹脂はまだ高価で、手に入れるのがやや難しそうです。
3Dプリンタが一般家庭向けにも普及が始まったことなどから、出力に必要な樹脂材料には安く手に入れやすいものが出てきました。
一方、「CreoPop」で使用する専用の特殊樹脂はまだ高価で、手に入れるのがやや難しそうです。
「CreoPop」は、クラウドファンディングで出資者を募集中です。
商品化すれば89ドル(約9000円)で販売予定になってます。
商品化すれば89ドル(約9000円)で販売予定になってます。
CREOPOP
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紫外線ライトを使って空中に思い通りの絵を描ける3Dペン
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3Dプリンタの普及から、ますます一般家庭向きの開発が進んでいるように思えます。
上記の火傷のリスク軽減から、子供も遊べるようになれば対象年齢が幅広くなります。
企業用から家庭用、大人から子供まで、さらに手軽さを考えたら、3Dプリンタの開発はまだまだ伸び代がありそうですね。
以上、本日の小話でした。
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