こんにちは。
株式会社Pro-SPIREソリューション事業部の藤野です。
2014年4月4日より、イオンが格安料金でスマートフォンを提供するというニュースを耳にしました。
今回はそのサービスについて調べてみました。
以前より各携帯会社による顧客獲得競争が続いておりますが、
この度イオングループがその市場に参入します。
イオンが発売するスマートフォンの特徴は、端末代と通信料合わせて月額2980円という格安の料金プランです。
他社はデータ通信料金だけでおよそ5700円ほどかかりますので、かなり安いです。
しかし、それだけ安い分、通信速度は最大200kbpsと遅いので、動画などの大容量コンテンツの閲覧には適していません。
また、通話料は30秒あたり20円と、少し高めではあります。
スマートフォンを使いたいが、たまにホームページを閲覧する程度で、
電話やデータ通信はあまりしないという方にぴったりの料金です。
端末はGoogleのNexus4になります。
イオンのスマートフォン
http://www.aeonretail.jp/campaign/newcom/
イオンSIM、イオンのスマホ、スマホの月額料金を格安に。音声通話
http://www.bmobile.ne.jp/aeon/
では通信回線を持たないイオンがどうしてスマートフォンを発売できるのか、ということですが、
これには仮想移動体通信事業者(Mobile Virtual Network Operator, MVNO)の仲介があります。
MVNOは自社で通信回線を持たずに他の会社から回線を借りて自社ブランドとしてサービスを行う事業者のことを指します。
スマホを安く利用できる「MVNO」ってなに? 日経トレンディネット
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/column/20140127/1054760/?P=2
今回、イオンはb-mobileで有名なMVNOの日本通信と提携してサービスを開始します。
これまでは各携帯会社が通信料金プランを決めていましたが、
MVNOが存在することでプランが増え、ユーザーにとっては選択肢の幅が広がります。
携帯会社以外からの参入が増えることで顧客獲得競争がますます激化していきますね。
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