本日は東芝テックが開発した通称「消せるコピー機」、Loops(ループス)について、ご紹介いたします。
消せるコピー機とはなにか、端的に言えば印字された用紙をまた白紙に戻すということです。
東芝テック-Loops
http://www.toshibatec.co.jp/products/office/loops/feature/東芝テックは2012年11月12日に、新型複合機システム「Loops」を開発したと発表しました。
加熱すると文字や画像が消える特殊なトナー(粉末)を使い、用紙の節約を可能にしたエコ志向の複合機です。
ペーパーレス化によるコスト削減は、経営面において重要な課題の一つだと考えられます。まさに革命的ですね。
msn 産経ニュース-東芝テックが「消せるコピー機」を開発 消せるトナーが鍵 用紙を繰り返し活用
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/121112/biz12111218450012-n1.htm
具体的にどのくらい用紙節約ができるのかというと、1枚の用紙を5回まで再利用可能です。
Office Hard Ware A1-用紙のインクを消して再利用! 東芝コピー機Loopsループス
http://www.ohw.jp/html/page137.html
Loopsで使用されている特殊なトナーは、文具メーカーのパイロットと共同開発したもので、消色作業はA4用紙30枚の印刷物を1分で消せます。
「消色」のほかにも、文字を消す際に印字された文書を「電子化」して保存する機能や、消えないインクを使った再利用できない印刷物を「分別」することも可能です。
「消色」、「電子化」、「分別」これらを同時に行う「Loops」は世界初の複合機システムとされました。
ペーパーレス化と言われて久しい世の中ですが、
Loopsのような「エコ」に特化したシステムは、印刷機器業界の未来に繋がる重要なキーワードの一つなのではないでしょうか。
本日の小話は以上となります。
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